公衆電話の設置が減っている
街中を転々と歩き回り、どうして1つも見つけ出すことができないのかと、焦りながら探していたのは公衆電話でした。私は以前、母と食事に行こうという約束をしていたものの、その約束の時間に遅れそうになってしまったことから、母に連絡を入れようとしたことがありました。しかしこのとき、うっかり携帯電話を忘れてしまっていたために、急遽街中に設置されているであろう公衆電話で連絡を取ろうと思ったのです。そうして歩き回って探していたものの、一向に公衆電話が設置されている場所を見つけることができず、母に連絡を取ることができずにいました。私と母はショッピングモールの中で落ち合おうという話になっていたのですが、具体的な待ち合わせ場所は決めておらず、お互いにショッピングモールに着いてから携帯電話で連絡を取り合うことになっていました。そのため、まずは連絡を取ることができなければ、母と落ち合うことすらできない状態でした。これに対して焦りを感じていた私は、最終的には見つからない公衆電話を諦めて、ショッピングモールの館内放送を利用することにしました。そうして何とか母と落ち合うことができたのですが、これを経験したことによって、公衆電話の設置されている数がとても減っているということを痛感しました。
最近ではほとんどの人が携帯電話を持っているため、公衆電話を利用するという人も過去に比べて少なくなっているのでしょう。現に私も公衆電話を探すなんて、これまでしたことがありませんでした。そのため、設置数が減っているということに関して気がついてはいたものの、探しても探しても見つからないほどになっているとは思っていませんでした。公衆電話とは、日頃から必要となるものではありませんが、いざというときには利用したいもので、公衆電話の設置されている場所をいくつか覚えておこうと思いました。最近の街中の変化に気がつくことのできた経験となりました。
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